201@ioriの雑談&鉄道日記.

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ジョイフル新幹線? お座敷・足湯付き山形新幹線


山形新幹線新塗装に続いてもう一つニュース

なんと!
新幹線に足湯とお座敷車両が!!
こちらも山形新幹線に登場します。

その名も「とれいゆ

外観

既存のE3系を改造するということで車体自体はE3系そのもの
塗装は…
E1系旧塗装に似てますね(笑)

この塗装は先頭車からのびる円弧で山形の中央にそびえる「月山」を表現
カラーはテーマである「月山」グリーンを中心にし、先頭部分は最上川の趣のあるブルーで塗装。
円弧のラインは今までのつばさのイメージを踏襲しながら沿線の美しい山々を表し全体を蔵王の清々しい白で包み込んでいる。

とのこと



車内

車枚は沿線の「食」「温泉」「歴史・文化」「自然」を温泉街のように散策しながら、仲間との時間や偶然の出会いを楽しむことをデザインコンセプトとしている。

・12号車~14号車:お座敷指定席(語らいの間)
こちらはお座敷指定席となっているが、今までのJRのお座敷列車とは違い座席型のお座敷となっている。

座席はボックス型に配置し大きなテーブルとゆったりした畳座席が特徴だ。
天井や座席背板には山形のフルーツをモチーフとしたレリーフを装飾している。


・15号車:湯上りラウンジ(モノや人との出会いの間)
こちらはその名の通り湯上りラウンジでフリースペースと思われる。
畳のお座敷、本桜のテーブル、紅花色のバーカウンターが設置されている。
また、山形ゆかりの品を展示する飾り棚は有機 EL
パネルで構成されている。
さらに漆喰質の壁、石張りの小路など和と温泉街が表現されている。


・16号車:足湯(くつろぎの間)
こちらがこの列車のメインである「足湯」だ。
紅花色の湯船が石張りの小上がりに2槽あり、黒塀のような側壁、木質ルーバーで囲われる湯の間、さらに足湯で寛ぎながら車窓を眺めることができる。

概要

登場は2014年7月意向を予定
山形新幹線の福島~新庄間で臨時列車として土休日を中心に年間120日程度の運転を予定している。

とれいゆ」は「トレイン」と、フランス語の太陽を意味する「ソレイユ」を合わせた造語で、「食(太陽の恵みによる様々な食材)」「温泉」「歴史・文化」「自然」を温泉街のように散策しながら列車の旅を楽しむ、というテーマが凝縮された列車であるという想いを込め命名

この列車のデザイナーは、E6系「こまち」などもデザインした、工業デザイナーで山形県出身の奥山清行氏という。

おわりに

前記事で書いた山形新幹線の新塗装といいこの列車といい、山形新幹線では何か革命が起きているように感じる。

特に今回のジョイフル新幹線、走行区間は在来線との併用区間の予定だが新幹線に変わりはない。
これまでの概念では新幹線といえば高速で目的地まで移動する空間だった。
しかしこの「とれいゆ」今までの新幹線とは全く違った「ゆったりとした観光」を目的にした新幹線だ。

目的地に急ぐのではなく新幹線で楽しむ。新幹線が目的地となるのだ。
まさに新幹線革命だ。

ゆったりとした旅と現代の新幹線、この二つを融合したこれからの新幹線の姿がこの「とれいゆ」なのではないか。


以上。


JRプレスリリース


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