大いなる旅路 ~目的地のない旅2013春~ 11
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2013年3月28日
この駅では下車しないが10分程度の停車時間があるため周辺を散策
桜とローカル線のコラボ。朝靄のかかる山もまた美しい。
最後に一枚。写真前方が日田方面。
昔ながらのトンネル、手前には反対側ホームへの踏切。
素敵な風景だ。
発車ギリギリまで撮影を続けて車内に戻る。
対向列車の添田始発小倉行きの快速が駅を通過し、7:49に日田行は発車する。
エンジンを唸らせ素敵な駅「採銅所駅」を後にする。
本当にいい駅だった。また桜の季節に来たいものだ。(天気が良ければもっといい)
みなさんも桜の季節、一度この「採銅所」駅に行ってみてはいかがだろうか。
強くお勧めします。本気で(笑)
採銅所駅を出ると先ほど見えた短いトンネルをくぐる。
列車は山に沿い左右にカーブにしながら進んでゆく。
その後大きく左に曲がり金辺川という川を渡る。
するとまたすぐ右に大きく曲がる。
特に障害物があるわけでもないのにこのような配線をしている。
障害物は見当たらないので土地の問題があったのだろう。
カーブを抜けると列車は香春(かわら)駅に到着する。
香春駅を出てすぐ、進行方向右側に大きな工場が見えてくる。
これが日本セメント香春工場なのである。
この工場、最終的な名前は香春太平洋セメントなのだがそれまでに長い歴史があった。
というように会社名が変わり最終的に香春太平洋セメントに分社化されたようだ。
ちなみにこの工場は現在は操業していないようだ。
操業していなくとも工場はそのまま。錆びた姿がまたかっこいい。
一本松駅を発車ししばらくすると左手から線路が見えてくる。
これが国鉄だったことの証拠となる名残だろう。
この田川伊田駅でも5分ほど停車時間がある。
4列車の並び。日田彦山線のホームに柱が多く4列車すべてを入れようとすると、どうしても列車に柱がかぶってしまうのが残念だ。
右奥の2本が平成筑豊鉄道田川線、左から二番目が8:10発の彦山始発小倉行き、一番左が日田行だ。
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