201@ioriの雑談&鉄道日記.

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大いなる旅路 ~目的地のない旅2013春~ 13


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2013年3月28日

田川後藤寺駅の長時間停車を使いっ後藤寺線の撮影を終え列車内に戻る。

8:19 田川後藤寺駅発車

列車はゆっくりと加速し田川後藤寺駅を後にする。
田川後藤寺を出ると山線区間となるため車内に通勤客の姿はない。

列車に乗っていると話しかけてくれる方は多い。
この日田彦山線でも中年夫婦の方とよく話をした。
横浜から英彦山に登りに来たのだという。
自分も定年後は旅をしてゆったりtぽ過ごしたいものだ。

車窓から徐々に住宅が減っていったが、豊前川崎駅周辺はまた住宅が目立った。
西添田添田間は駅間が短く2分程度で到着する。
駅間が長いローカル線のためこれほど短い駅間は新鮮に感じる。

添田を出発すると完全に山の中に入り、田畑と山が見えるのどかな車窓となる。

列車は歓遊舎ひこさん駅に到着する。
この駅が英彦山登山への最寄り駅なのかと思ったが。どうやら違うらしい。
調べてみると、この駅は添田町の地域自立促進プロジェクトの一環として2008年3月に開業したばかりの新しい駅なのだという。
付近には「道の駅歓遊舎ひこさん」があり、これがこの駅名の由来なのだろう。
駅は1面1線の小さな無人駅で、下車した人は見当たらなかった。
この駅がしっかり機能しているのか気になるところだ。

歓遊舎ひこさん駅を出ると豊前桝田駅という小さな駅に停車する。

イメージ 1

この日田彦山線は桜の木が植えてある駅が多い。
しかしこの豊前桝田駅は他とは違い綺麗な芝桜が植えられていた。

列車は豊前桝田駅を出ると県道から離れ木々の生い茂る山中へと入る。
山の中を突き抜けるため県道に比べショートカットになっている。

列車は林から抜け出すと彦山駅に到着する。
イメージ 2
大きな赤い木造駅舎、神社の灯篭のようなもの。
色が落ちてなんだか怪しい雰囲気に包まれている。
駅周辺の静けさも不気味だ。
と、いってもこの駅は英彦山の最寄り駅。
つまり観光駅としては主要な駅なのである。

この駅は英彦山神宮を模して赤い柱、赤い屋根、灯篭など優雅なつくりがされていて、英彦山への入り口駅として評判が高いようだ。この駅舎は1942年、駅開業当時からのものである。

しかし、この駅も無人駅のようなので少々残念だ。
せめて色の塗り直しを行ってもらいたいものだが…

先ほどの中年夫婦を含めた数人がこの駅で降りた。

列車はる立派な木造駅舎がある「彦山駅」を出発する。

列車進行方向左前方にそびえる英彦山、この山は標高1200mで日本百景日本百名山にも入ってる山だ。
さらにこの英彦山は日本三大彦山というものにも数えられている。
他の二つの彦山は新潟県弥彦山兵庫県雪彦山とのこと

列車は長いトンネルを抜け筑前岩屋、大行司駅を通り宝珠山駅に到着する。
イメージ 3
この駅の駅舎はなんともレトロで素晴らしい。
優に半世紀は超していそうな駅舎の外観だが、この駅舎は平成10年に建て替えられたものだという。
これは驚きだ。この外観で10年ほどしか経っていないのだ。

ここまで古い駅舎が再現できているのは素晴らしいと思う。
このような駅が全国に増えるとうれしいものだ。
この駅は無人駅なのだが出札口や改札口など細部にこだはって旧駅舎を再現しているのだ。
いつか訪れたい駅である。

レトロチックな駅を後に列車は走り出す。

ここらは住宅がぽつぽつあり、「田舎の車窓」が堪能できる。

列車は大肥川に沿って進む。

イメージ 4
下車する夜明駅に近付いたため車両先頭部へ
運賃箱と料金表がついたローカルなタイプだ、これを何も知らない都会の人が見たらバスに似てるとでも言うのだろう。間違ってはいない。

夜明駅付近で大肥川筑後川(三隈川)は直角に合流する。
そのため大肥川に沿って走っていた日田彦山線は大きく左にカーブする
そして筑後川沿いを走ってきた久大本線と合流する。

列車は2面3線の夜明駅に到着する。



今回はここまで




今回の経路 出発駅、出発時刻(列車番号 路線名 種別 行き先)→到着駅、到着時刻 のように記載
(時刻は2013年3月27日時点のものを使用)

田川後藤寺8:19(929D 日田彦山 普通 日田)→夜明9:14